9/21の事について。
まず初めに、今回の事で把握も出来ない程の多数の方に多大なご迷惑をお掛けした事に心よりお詫びを申し上げます。
また、当日より一ヶ月以上も経過するなか、現在まで報告や反省、再発防止の為の対策が表明されていない事に重ねてお詫び申し上げます。
以下、出来る限りわかりやすく端的にまとめさせて頂きました。
・出来事
9/21、cafe and bar gigi にて行われた「ORANGE JUICE vol.2」というライブイベントで新型コロナウィルスのクラスター(感染者集団)
発生がありました。一部報道では感染者の数は7人、8人とも言われましたが、実際はそれよりも多くの陽性者がいたのではないかと推測しています。私はそのイベントに私が主となるバンド、tepPohseenで演奏者として参加していました。
・経緯
前月、主催よりイベント内容の説明と共に演奏の要請を受け、新型コロナウィルス感染対策の有無と何か考えがあるという事を簡単にだけ確認した私は予定を合わせ、出演を承諾致しました。
以降、当日まで連絡は取らず私はタイムスケジュール等の事前確認を怠りました。
リハーサル時では換気の実施と体温計、消毒液など簡単な備品はありましたがどのような使い方でどのように徹底されるかの確認を怠りました。
・イベント開催時の状況
こちらに関しては当日来場していた藤田進也氏のTwitterアカウントにて手記があり、私よりも正確に現場を把握しているので恐れ入りますが参照をお願いします。引用に関して、ご本人の許可を得ています。
https://twitter.com/fuji_s/status/1316320958274174978?s=21
・原因
当日以来に初めて、10/19に対面して判明した事でもありますが
主催者の新型コロナウィルスに対しての考えが大きな原因だと考えます。「新型コロナウィルスはこれから社会に浸透していくもの、いつかは感染するものであり、そういうものの為に社会的な活動を停止する必要はない」という考えであった事。平素からほぼ無対策で生活している事。また、現在コロナ禍と言われる社会において、その姿勢で開催するにも関わらず、その事を明示せずに各出演者に出演依頼をし、集客を行った事。
当日簡単な装備は用意しつつも重要視せず、感染症への対策がほとんどなされていなかった事です。
以下、私自身の原因と反省点です。
私個人として、経緯の内容で表しましたように事前に確認する事で、開催を止める、出演を辞退する、または当日になっても中止を求める事が出来たのではないか、と深く反省しております。当然対策がなされている、との思い込みがありました。
また平素からあまり主催者や共演者同士のコンタクトや会話をしない私は、(しかしながら、この日は紹介したいと言われ拒絶せず、共演者や主催者のいる飲食店に同行しています...)この社会状況であるにも関わらずいつも通りの態度で臨んでしまい、この事態を引き起こす、看過する一因ともなりました。
今回コロナ禍におけるイベント出演に対してイベントの意図をよく確認する事、
当日に関しましても事前に新型コロナウィルス感染対策に関し、共演者含めミーティングを提案する等よく意思の疎通をする事が必要だったと反省しています。
緊急事態宣言も明け、少しずつの緩和が私自身の気の緩み、警戒心の緩みを生みました。この事を強く受け止め、自覚し、二度と同じ事を繰り返さないよう反省して参ります。
誠に申し訳ございません。
人の思想は自由ですが、
主催者にはその思想が今回コロナ禍のもとにおいて、それを明示せずに開催する事、それがどのような事態を引き起こすか、今現在では関係すらしていなかったはずの方たちが大きな犠牲を支払い続けている事を説明し理解して頂きました。
また主催者自身も当日21日から状況が変わるにつれ、自分の考えと現実の整合性が取れていない事に自覚し、怯えながらも認める事が出来ずにいるSNSへの投稿や言動が続いており10/19に対面した時には
憔悴している印象がありました。
思いつく限りの言葉を伝えた後に、
反省した主催者本人からSNSの使用を差し控える事と音楽活動はしばらく控える事、自らが引き起こした事態だと認め、関係した皆様や不本意ながら関係させられる事となった皆様に深くお詫びをしておりました。
このような事を2度と繰り返さないだろうと思います。
最後に、私が参加を決めたイベントにより、大変なご迷惑をお掛けする事となったにも関わらず、停滞した私を勇気付け、前進のために支え続けてくれた多くの友人達やメンバーに感謝をします。
そして本当に申し訳ございません。
同じ事がないよう、必ず進歩します。