続、難波ベアーズ

5月18日晴れ、

翌日の演奏の為に、夕方から大阪へ向かう。

特段、用事もないが落ち着かないので早く移動を済ませたかった。

駅構内で目を落とす為の本を買い、新幹線にて。

前から後ろに去って行く景色は数万種類の緑色で読んでいる本の世界を

後押しした。ように思う。


大阪に着くと早速スタジオパズルにて個人練習。前もって予約しておけば良いのだけれど、1人で行動するとどこまででも適当になれる。故に、1時間しか空いてなかった。


ベアーズの黒瀬さんがちょうど、仕事終わりなら相手してくれるとの事で難波へ向かう。難波って場所変わりませんでしたか?僕が道を間違うはずがないので絶対移動してると思った。どうしようもないので人に道を尋ねてみたり。

僕が住んでいる地域と話すイントネーションが違うのでついつい楽しくなって何人にも聞いた。やってる事がナンパと変わらなくなってきたし、気もすんだので真面目にベアーズに向かおうとした途端、荷物を積んでいるキャリーのタイヤが外れた。こんなとこで、工具も無しに。

タタリである。神様は見ていたのだ。タタリは最も効果的に僕に落ちた。とにかく移動をタクシーに変えてベアーズに到着。荷物は黒瀬さんが助けてくれて地元の有名な雑居ビルで他愛もない、大事な話をした。

今まで黒瀬さんと長時間話した事はなかったがなんの不安もなかったし

楽しかった。見ているとこは見ている人なので面白い。

夜中になり見送ってもらいながら夜はギューンカセットに泊めて頂いた。かねてからここでゆっくりギターを弾きたいと思っていたので小1時間程エレキギターをアンプに繋がず弾いていた。眠るその直前まで。この練習は翌日のライブには全く還元されなかった。