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日本海VS太平洋2

もう自由でいるのもイヤになってきた。


街に行こうと思い、大きな駅に着いた。そこは昔、映画でみた事のあるロケ地だった。


揺らめき高く燃え上がる明かり、巨大な暴君、黒檀の様な肌と空を裂く光線がここをぶっ飛ばしたのだ。


そう言えばずっと何も食べていなかったので懐かしさも手伝い、冷凍みかんを食べた。選択ミスだったけど美味しかった。トゥー・マッチだよ君。


今までと逆の事をしようと思った。何が逆かわからなかったのでゲームセンターに行った。ゲームはしなかったが、良い感じに心がすさみを取り戻した。旅行に出た原動力を取り戻したのでまた、放浪まがいを続ける事にした。


やっと携帯電話を使う気になったので現地の知り合いに連絡をとって遊んでもらった。人が人を呼び3人でカラオケに行った。今までと逆?の事をやりたかったのでこの提案は大変嬉しかった。

夜も遅くなり泊めてくれそうだったが、解散して今度は公園のベンチで寝た。


何となく、明日帰ろうかなと思った。余り放浪的なものは好きでないし、下手だから。


午前中に銭湯を見つける事が出来たので利用したが何1つさっぱりしなかった。とても良い庶民的な銭湯。いつだって良くないのは俺のせいだ。それと銭湯の場所を教えてくれたおばあさんはとても親切でなんか心が晴れた。嬉しかった。とても感じの良いクソババアだった。


昨日の友達とまた少し会って話をし、帰る事を告げた俺は太平洋側の電車に出来るだけ遠回りして乗って家を目指した。造船所がオレを燃やした。


最終的に、僕が住む街へ時速300㎞で突き刺さった。


何も得ることが無く、何も失う事も捨てる事も出来ない、いつもの日常だった。どこでも良かったし多分家でもよかった。