大きくてキレイなものが見たい、と思い立ち、2人くらいで桜の名所を訪れた。隣県にあるそこはとても美しく圧倒的だそうだ。道中、旧城下町によって名物のカレーパンを食べたり、まだ季節にない鮎の看板に思いを馳せた。早く六月になればいいなと思ったがそれ…
もう自由でいるのもイヤになってきた。街に行こうと思い、大きな駅に着いた。そこは昔、映画でみた事のあるロケ地だった。揺らめき高く燃え上がる明かり、巨大な暴君、黒檀の様な肌と空を裂く光線がここをぶっ飛ばしたのだ。そう言えばずっと何も食べていな…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。